-半世紀の歩みに学び、希望を語る節目に-

東京都管工事業協同組合連合会
会長 木 村 昌 民

新年あけましておめでとうございます。
内外の政治が大きく変わった昨年でした。
特に我が国では8月の衆院選挙において戦後初となる選挙による政権交代が実現しました。
「コンクリートから人」への政策転換を掲げる鳩山内閣は政権公約実行のための財源確保に腐心していますが、期待と併せて危惧を感じます。リーマンショックによる需要蒸発等で景気の低迷が続いており、特に建設業の疲弊は深刻です。しかも、円高とデフレによる二番底が心配される局面にあり、実体経済を直視した機敏な対応と確かな成長戦略が求められます。
今年は全管連が創立50周年を迎えます。
その式典を兼ねた総会・全国大会が6月16日(水)東京で開催する予定です。
東京開催は、昭和42年の第7回、昭和49年の第14回、昭和55年の第20回、昭和61年の第26回、平成10年の第38回に次いで6回目になりますが、時節柄、質素な中にも充実した内容とすべく準備を進めています。
総会・大会は全国の同士が一堂に集い連帯を確認する機会ですが、今回は先人に感謝しつつ来し方の半世紀を振り返ると共に明日に向け希望を語る場にしたいと願っています。1人でも多くの皆様の参加をお待ち申し上げております。
全管連の歩みは我が国における管工事業の発展、成熟と軌を一にしており、その組織目標は常に業界のステータス向上を目指すものでした。
昭和47年の建設業法改正による管工事施工管理技術検定の実現、平成8年の水道法改正に際しての指定事業者制度廃止の阻止、昨年の徳島大会での日本水道協会との災害時における応急復旧活動の応援協力に関する覚書の締結等は特筆すべきその具現化と言えます。
この他にも、日々、時代の変化に対応しつつ大所高所に立ち、しかもスケールメリットを生かした各般の事業活動を展開し所属事業所の技術力、経営力の向上等に寄与していることは申し上げるまでもありません。
そして、前身である日水連が創立された昭和32年当時僅か6大都市の組合に過ぎなかった加盟団体も現在568団体、所属業者数17,643社を数える偉容を誇っています。
この節目を契機に全管連が逞しい活動を通じて一層存在感を高め、傘下会員並びにその所属事業所に希望を発信されることを強く期待するものです。
新しい年が皆様にとりまして幸多く、実り豊かなものとなりますようご祈念申し上げ開催地の挨拶とさせていただきます。
《東京の近況と東京総会等の案内》
人口1,300万人。政治、経済、文化の中心地として石原知事が「日本のダイナモ」と表現する東京ですが、昨年は2016年オリンピック招致に敗れ、7月の都議選では民主党旋風により与党が過半数割れを喫しました。
町並みの変化が早く、私共の事務所のある赤坂界隈も東京ミッドタウンや赤坂サカスの新名所が誕生しています。ただ、建設市場の縮小は顕著で戦線離脱する仲間が相次いでいます。
経営における「心・技・体」が厳しく問われる時代になっていると言えるでしょう。
総会・大会運営等の概要は次の通りです。
「会場」は新宿京王プラザホテル。「アトラクション」は音楽コンサートです。前回実施しなかった「記念旅行」も実施します。定番を外し靖国神社や柴又帝釈天等を含むコースを企画しています。その後、東京湾の夜景を眺めながら「屋形船」で懇親会。翌日は名門コースでの「ゴルフコンペ」と都内「自由散策」となっています。少々、趣の違う東京の一面を味わっていただければ幸いです。