◇第45回技能五輪全国大会◇
濱田一馬選手(新潟)が優勝 厚生労働大臣賞を受賞
第45回技能五輪全国大会が、2月29日から3月3日までの4日間にわたって、千葉県の幕張メッセ他18会場で開催された。
この競技会は、国内の青年技能者の技能レベルを競うことにより、青年技能者に努力目標を与えるとともに、技能に身近に触れる機会を提供するなど、広く国民一般に対して、技能の重要性、必要性をアピールすることにより、技能尊重気運の醸成を図ることを目的としている。
今大会は建築配管を含む43職種に980名が参加して行われた。配管職種の競技は、3月1日に幕張メッセで25名が参加して、競技時間6時間30分(打切時間7時間)で、当日公表された課題により配管組立て作業に取り組んだ。
競技終了後の公開水圧審査、測定審査が行われ、主催者による成績会議において入賞者が決定し、3日の閉会式で表彰された。優勝した(株)千代田設備の濱田一馬選手(新潟)には厚生労働大臣賞が授与された。
本会では、競技課題の作成をはじめ、競技実施運営に当たり競技委員等の派遣協力を行った。今回の会場設営や競技運営に当たっては、東京都、さいたま市、川崎市の各組合の役員各位に協力をいただいた。なお、次回第46回大会は、平成20年10月下旬から11月上旬にかけて千葉県で開催される。