- 第39回技能五輪国際大会 配管職種 -

20071207-03   静岡県沼津市で開催されていた第39回技能五輪国際大会が11月21日に開幕した。
配管職種では、本会理事(技術副部長)の佐藤袁也氏(新潟県水道工事業協同組合連合会副会長)の会社である(株)千代田設備の遠間潔寿氏(第44回技能五輪全国大会優勝者)が出場し、銀メダルを獲得した。これは、昭和50年のスペイン大会以来32年ぶりのメダル獲得となった。
「第39回技能五輪国際大会」と「第7回国際アビリンピック」は、「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」として静岡県において世界で初めて同時開催され、大会の名誉総裁である皇太子殿下が競技の模様を視察された。
22歳以下の若者が技能のレベルを競う技能五輪国際大会は、11月14日から21日までの8日間にわたり、静岡県沼津市などで開催され、日本選手団は選手51名、エキスパート46名、その他役員等68名、総勢166名が参加した。
今大会の参加国は46の国と地域で、49職種に813人の選手が参加した。

20071207-01日本での開催は、昭和45年の東京大会、昭和60年の大阪大会に次ぐ3度目で、金16、銀5、銅3を合わせたメダル総数は24となり、これまで最も多かった東京大会の記録に並んだ。
配管職種では、静岡県沼津市門池地区に競技場が設けられ、23名の各国代表が参加した。

各国の入賞者は次のとおりです。
金・韓国、銀・日本、銅・オーストリア、敢闘賞・アイルランド、スイス、フィンランド、タイ、オーストラリア、デンマーク、南チロル・イタリア、ルクセンブルク、ドイツ。

競技は4日間22時間にわたり、競技課題図により給水・給湯・ガス・排水の各々の配管の正確さや早さを競った。
・給水系統
「白ガス管」を用いて「切削ねじ接合(手動ねじ切り機使用)」と取付け作業。
・給湯系統
「銅管」を使用しての「ろう付け接合」と取付け作業。
・ガス系統
「黒ガス管」を用いた「酸素アセチレンガス」による溶接接合と取付け作業。
・排水系統
「塩ビ管」を必要寸法に切断し、継手に差し込みした上で取付ける作業。

20071207-02  本会では、技術部を中心に平成14年5月から(社)日本空調衛生工事業協会と技能五輪検討委員会を設け、技能五輪全国大会・国際大会について検討を行ってきた。
11月16日には本会の技術委員会の委員が配管職種競技を視察した。また、主催の日本組織委員会の依頼により「配管職種分科会」を(社)日本空調衛生工事業協会と共に設置し、競技に係る設営基準、競技課題の材料選定等の協力、選手の強化訓練の支援を行ってきた。
今回の会場設営や運営に当たっては、地元の沼津市指定給水工事店協同組合(理事長・村松敏弘氏)の役職員各位に協力をいただいた。
なお、国際大会に出場した遠間選手並びに千代田設備の佐藤社長の手記は本会機関誌の全管連ジャーナルで紹介する予定です。