平成22年度給水装置主任技術者試験合格発表

-1万4869名が受験 合格率35.8%に-

十二月十日、(財)給水工事技術振興財団と厚生労働省は、さる十月二十四日に実施した平成二十二年度給水装置工事主任技術者試験の合格者を発表した(合格者は同財団のホームページhttp://www.kyuukou.or.jpに掲載)。
今回の有効受験者は、一万四千八百六十九名、合格者五千七百三十名で、合格率は三八・五%となった。
合否の通知は、十二月十日付けで配達記録郵便にて受験者宛送付されている。なお、合格者には、主任技術者免状交付申請関係書類が同封されており、厚生労働省への所要手続きをとることとなる。
(参考)合格率の推移
十年度四六・〇%、十一年度三九・五%、十二年度三六・〇%、十三年度三〇・一%、十四年度三五・〇%、十五年度三六・六%、十六年度三七・七%、十七年度二七・三%、十八年度二七・九%、十九年度四二・九%、二十年度三七・六%、二十一年度二八・六%(平成十年度は三択問題、十一年度以降は四択問題)

なお、厚生労働省が発表した合格基準は次のとおりです。
1、配点
一題につき一点とする。(必須六科目計四十点、全科目計六十点。)
2、合格基準
一部免除者(水道法施行規則第三十一条の規定に基づき、試験科目の一部免除を受けた者をいう。)においては次の(1)及び(3)、非免除者(全科目を受験した者をいう。)においては次の(1)~(3)の全てを満たすこととする。
(1)必須六科目(公衆衛生概論、水道行政、給水装置工事法、給水装置の構造及び性能、給水装置計画論、給水装置工事事務論)の得点の合計が、二十七点以上であること。
(2)全八科目の総得点が、四十点以上であること。
(3)次の各科目の得点が、それぞれ以下に示す点以上であること。

公衆衛生概論一点、水道行政三点、給水装置工事法四点、給水装置の構造及び性能四点、給水装置計画論二点、給水装置工事事務論二点、給水装置の概要四点、給水装置施工管理法四点。