野上国土交通副大臣を表敬訪問
野上国土交通副大臣を表敬訪問
-管路の耐震化率の引き上げ、東日本大震災の応急復旧活動等について説明-
10月12日、野上浩太郎国土交通副大臣を大澤会長、藤川副会長が表敬訪問した。
当日は、政権交代による政策転換により建設業界に明るい話題が行き交う中、技術者・技能労働者不足と労務費の高騰、資材価格の上昇等、新たな課題も懸念される。
特に技術者不足は深刻で、一級管工事施工管理技士は、「管工事業」を生業にする組合員企業にとって絶対必要資格であるが、その保有状況は、一社平均の資格保有者数は2.08名であり、現状のコリンズ制度では大きな弊害である。また、年齢構成は30代以下の取得者が約25%に対し、50代以上が 全体の約50%という、極めてわれわれ業界の将来を憂える事態である。
こうした中、国民のライフラインを守る全国中央団体として、東日本大震災における全管連の応急復旧活動を改めて報告した。
今後の災害に備えた効果的な対応策として、現在、水道基幹管路の耐震化率は33.5%にとどまっており、その底上げが必要である。その予算措置と施工時の地元業者の活用について、国交省が国土強靭化に向けた具体的対応として入札契約方式の再検討を含め、理解と指導をお願いした。