全国大会開催のご挨拶
-徳島市指定上下水道工事店協同組合 理事長 肇本 智-
新年あけましておめでとうございます。
平成21年の輝かしい新春を皆様とともに、ご健勝にて穏やかに迎えられましたことをお慶び申し上げます。
さて、平成20年を振り返りますと、原油をはじめ材料・資源の高騰、米国発の金融危機に波及し世界経済が失速。
その影響で日本経済も大打撃を被りました。
また、地方における業界の経済環境は、公共工事の増加はまったくといってよい程無いため、回復は望めず落ち込んで行く一方の状況でした。
しかし、この厳しい時こそ、全国に会員を持つ、全管連(所属619団体、業者数19,000社)の結束した組織力の見せ所でもあり、会員が知恵を出し合いなんとか各組合組織(所属会員)の活性化につなげていければと考えます。
今年6月に徳島県で開催される全国大会は、会員相互の連携と親睦、技術・技能の向上を図るために、全国から700名余の会員が一堂に集う管工事業界最大の組織である全管連の一大イベントであります。
全管連は49年に亘る歴史を有し、『生活に必要なライフラインの維持管理』や『災害発生時にはその早期復旧に努める』など国民生活に直結した重要な業界であります。
その全管連が開催する全国大会は、所属する19,000社の管工事業者の代表が一堂に会し、連帯と親睦を深め、経済的、社会的地位の向上と建設業界の発展を図るとともに、大災害時におけるライフラインの応急対策に向け連携した全国的協力体制の構築を図るためにも、大変意義のある大会です。
会員同士の親睦を深め、全国の情報を交換していただく場としての、1年に1回のまたとない、大切なチャンスの場(大会)でもあります。
会員の皆様方1人でも多くの方々がご参加いただける事を希望し、是非、徳島へお越しくださいますようお願い申し上げます。
最後に、会員関係団体の一層のご発展と所属会員の事業のご繁栄をご祈念申し上げご挨拶といたします。
《徳島県のご紹介》
平成21年6月17日(水)に徳島市内の「アスティとくしま」にて開催する事となり、現在、その受入体制の準備を進めているところです。
過去の全管連の全国大会の開催地を比較してみますと、開催都市(県庁所在地)である徳島市は、人口26万人ともっとも小さい開催地となります。
四国ブロックには約10年に1度の当番が回りますが、4県をローティションにして開催しておりますので、徳島での開催は40年に1度となります。徳島へおいでいただく、またとない機会かと思います。
また、700名余の会員が一同に会する会場も適当なものが確保できず、不行き届きの点も多々あろうかと思いますが、精一杯地方色を取り入れたものとし、全国の会員皆様を心から歓迎したいと考えております。
徳島県は、四国の東部に位置し「阿波の国」と言われ、世界的に有名でダイナミックな「鳴門の渦潮」をはじめ山・川・海ともに豊かな自然環境の中にあります。 是非、ご参加いたたけます事を心からお待ち申し上げます。